あなたは大丈夫?むくみやすい人の特徴


夕方になるとふくらはぎがパンパンになる、靴下を脱いだら跡がくっきり、お酒を飲見すぎた翌日顔がむくんでいる、手がむくんで指輪がキツいなど、むくみでお悩みの方は多いのではないでしょうか。
むくみやすい方にはどんな特徴があるのか、むくみを予防することはできるのか、この記事を参考にしていただけると幸いです。

むくみのメカニズム

むくみは体内の塩分(ナトリウム)とカリウムのバランスが崩れることで起こります。
体内に塩分が過剰になると薄めるために水分を溜め込むためです(浸透圧)。
また冷えや運動不足による血流の滞りや、睡眠不足、生理前、加齢、何らかの疾患や薬の影響によって起こることもあります。

むくみやすい人の特徴

では、むくみやすい人にはどんな特徴があるのでしょうか。

・運動不足
・手足が冷える
・冷たい飲み物を飲むことが多い
・お風呂はシャワーで済ませることが多い
・立ち仕事やデスクワークが続く
・睡眠不足が続いている
・外食やコンビニで買って食べることが多い
・塩辛い食べ物が好き
・お酒を飲むことが多い
・甘いものが好き
・食事が偏っている
・過度なダイエットをしている

あなたはいくつ当てはまりましたか?
多ければ多いほどむくみやすい体質と言えるでしょう。

なぜむくみやすい?

●冷え・運動不足

体の中でもむくみが起こりやすのは足です。足は血液を送り出す心臓から最も遠いため、心臓に血液を送り返すふくらはぎのポンプの役割が重要です。
しかし冷え性で体の血流が悪化したり運動不足や高齢で筋肉が少ない方はポンプの力が弱くなっているため、むくみやすい状態となっています。
冷えを自覚していなくても冷たい食べ物や飲み物を好んで摂取している方は要注意です。

●長時間同じ姿勢・睡眠不足

立ちっぱなし、座りっぱなしもふくらはぎの動きが減ってポンプ機能がうまく働かなくなるため、注意が必要です。
また水分は重力によって足の方に溜まりやすくなるため、十分な睡眠時間を確保し横になって休むことも大切です。

●外食が多い・塩辛いものが好き

外食やコンビニの弁当などは味付けが濃いものが多く、塩分の過剰摂取に繋がります。
冒頭でもご説明した通り、体内の塩分が過剰になると水分を溜め込んでしまうため、外で食事を済ませることが多い方はむくみやすいといえます。

●お酒を飲むことが多い

アルコールを飲みすぎると利尿作用により体内は水分不足となります。水分不足のままお酒を飲み続けると血中アルコール濃度が高くなり、アルコールの分解が追い付かず老廃物が溜まるため、むくみにつながります。

●甘いものが好き・食事が偏っている・過度なダイエット

糖分は体内で水分を溜め込む性質があるため、むくみに繋がります。
また、食事の偏りや過度なダイエットで栄養不足になると腸内環境が悪化して理、筋力が低下してむくみやすくなります。

対処法は?

★バランスの良い食事

むくみを予防したい場合は塩分に注意しましょう。また食事制限をしている方も、必要な栄養をしっかり摂取し、筋肉量を維持することが大切です。

★適度な運動

女性や高齢の方は特に筋肉量が少なく、足のポンプ機能が低下しやすいため意識して運動を取り入れてみましょう。

★飲酒を控える

むくみを避けたい場合は飲む頻度や量に気をつけましょう。一緒に食べる料理の塩分にも注意しましょう。

★マッサージや湯船に浸かる

筋肉をほぐしたり、温めて血流をよくすることも大切です。

ほとんどの場合は以上の点に注意することでむくみを予防できるでしょう。
病気が疑われる場合はその病気にあった治療をする必要があるため速やかに受診しましょう。

※参考記事
https://www.kracie.co.jp/ph/coccoapo/magazine/11.html