健康な体を作る食習慣

健康で丈夫な体は食事からと分かっていても、つい食べ過ぎたり不摂生をしてしまう方もいるのではないでしょうか?
未来の健康な体を作る食習慣はまず正しい知識をルけることからです。
今回ご紹介する内容をぜひ参考にしてみてください。
食品の成分表示にはエネルギーが表示されていますが、そのエネルギーが高いか低いかで判断するだけでなく、実際自分がどれだけ食べてもいいのか把握することが大切です。
まずはご自身のBMIを求めてみましょう。
体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))=BMI
BMIとは体格指数を示す数値で、肥満度の判断にも用いられます。
日本ではBIM22が標準体系とされており、
18.5以下がやせ、18.5~25.0は健康的、26.0以上が肥満とされています。
次にあなたの標準体重を求めてみましょう。
身長(m)×身長(m)×22(標準体系のBMI)=標準体重(kg)
ここで算出した標準体重から、この体重を保つための必要カロリーを計算します。
標準体重(kg)×25~30kcal=必要エネルギー
その人の日々の活動量や運動の強度にもよりますが、これがあなたの標準体系を維持するのに必要なエネルギー量になります。
もしたくさん食べて必要エネルギーを超えてしまった日があっても、次の日の食事を軽くして調節すればいいので、「自分がどれだけ食べればいいのか」を知ることが大切です。
よく、〇〇を食べれば健康になる!これを食べれば痩せる!などメディアで特集されることがありますが、まずはバランス良く食べることが1番です。
悪者扱いされる脂質や糖質にもそれぞれ役割があります。
体や脳を動かすエネルギー源です。摂取することですぐにエネルギーとなってくれます。
糖質オフが流行っていますが、不足すると集中力が続かなかったり、満足いくパフォーマンスができなくなることもあります。
肌、髪、爪、筋肉、血など私たちの体を作るタンパク質。
タンパク源として、肉・魚・卵・豆類がありますが、その食品に含まれる脂質など他の栄養素も考慮してバランス良く摂取しましょう。
糖質と同じく、体のエネルギー源になりますが糖質とは違い体脂肪として体に貯蔵することができます。また、体温維持や神経組織細胞膜、ホルモンの材料としての役割があります。
脂質の中でも青魚などに含まれるオメガ3系の脂質は必要エネルギーを超えない程度に積極的に取ることをお勧めします。
ビタミンは健康維持には欠かせない栄養素。体内で合成することができないので食品から取る必要があります。
鉄やカルシウム、マグネシウムなどのミネラル類。体の機能を調節したり、骨や歯を作るなどの役割があります。
これらの栄養素を取るには、様々な食品を組み合わせる必要があります。
単一の食材ではなく、できるだけ色々な食材を食べるようにしましょう。
健康な体でいるために今回ご紹介したことを意識して日々の食事を楽しんでください♪